« この時期、高知といえばカツオでしょう♪ | トップページ | 八丈島with台風7号 »

2006年7月 1日 (土)

The 1/MIKAEL ERLANDSSON

Mikaelone
スウェーデンのシンガーソングライターであり、元FAIR WARNINGアンディ・マレツェク
とのプロジェクト LAST AUTMN'S DREAMでも知られるミカエル・アーランドソンが
95年に発表した、記念すべきデビューアルバムです。

とにかく北欧哀愁ハードポップの理想郷ともいうべき芳醇なメロディが、甘く切ない
ミカエルのハスキーヴォイスに載せて、煌めきと透明感、適度なハードさを伴った、
絶妙なアレンジメントに彩られて提示される、
美旋律HR好きにとっては夢のようなひと時が約束される素晴らしい「名盤」です。

彼の紡ぐメロディは「切なく」「物哀しく」しかし「明日の希望、勇気」が湧いてくる、
ポジティヴなタイプで、例えるなら、愛する人との間に訪れた別れに打ちひしがれ、
泣いて泣いて一晩を明かし、そして翌日からはすっかり吹っ切れて、晴れた空の下、
前向きに新しい生活を始めるエネルギーが漲っている…そういうイメージです。

なかでも#1Wish You Were Here #4Life Is A Hard Game To Play 
#5It's Alright #6I Believe #11The 1  の発散する哀愁は強烈で、
とりわけ#1、#11は北欧哀愁HR史上に残る名曲中の名曲と確信しています。 

これら哀愁Tuneのサウンドとして特徴的なのが、中低域でハーモニーを奏でつつ
程よくハードに刻まれるギターリフ、シンプルながらずっしりとボトムを支えるベース、
主にピアノのアルペジオとシンセサウンドでもって、冷涼な空気と適度な緊張感を
醸すKeyサウンド、ヌケのよいスネアサウンドによる、ヘヴィ過ぎず、しかし軽くない
Drサウンド…これらが絶妙のバランスで適度の空間を保ちながら配置されている
という点です。このサウンドとミカエルのハスキーヴォイスの相性が絶妙で、
ROXETTEの全米No1Tune“Listen To Your Heart”等ヒット曲の共作者としても
知られるマッツ・ペアションのプロデュース手腕が光ります。

また、哀愁Tuneだけでなく、初夏の陽射し差し込む朝の食卓にぴったりな!?
爽やかTune #3Rason、#8For You ダイナミックな広がりと力強さを感じさせる
ミディアムTune #2Show Me 、ほどよい哀愁とPOP感、ハードな感触が同居する
#9Can't Keep Hiding、ラテンPOP(!)、#7We Don't Talk Anymore、
デジタルPOP!? #10Mr. Weirdstough…といった具合に、様々なタイプの曲が
バランスよく、しかし散漫な印象を与えずに、起伏に富んだ位置で配置されており、
アルバムトータルでの充実感を高めています。

なお、後にLAST AUTMN'S DREAMによって#4が3rdで、#11が1stでカヴァー
されています。いずれも良い出来ですが、やはりオリジナルの方が好きかな…。 

透明感溢れる美旋律HRが好きな人、LAST AUTMN'S DREAMでミカエルの
ヴォーカルに触れて感銘を受けた人、
また、HAREM SCAREMの1STが好きな人にも
是非聴いていただきたい、哀愁のメロディの宝庫です。

関連記事:

Nine Lives/LAST AUTUMN'S DREAM
Yes/LAST AUTUMN'S DREAM
Saturn Strikes/LAST AUTUMN'S DREAM
Winter In Paradise/LAST AUTUMN'S DREAM
The 1/MIKAEL ERLANDSSON

LAST AUTUMN'S DREAM 来日公演!!!
<続>LAST AUTUMN'S DREAM 来日公演!!!
祝!LAST AUTUMN'S DREAM 来日公演!!!(↑記事遅過ぎ)

おしまい。

↓私のHP

ことのはの、かけはし

|

« この時期、高知といえばカツオでしょう♪ | トップページ | 八丈島with台風7号 »

「MELODIC ROCK」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2332/2459976

この記事へのトラックバック一覧です: The 1/MIKAEL ERLANDSSON:

« この時期、高知といえばカツオでしょう♪ | トップページ | 八丈島with台風7号 »